成長を気長に待ちましょう。

算数の実力をつけるには、

 

ある程度時間がかかります。

 

正比例の直線を描きません。

 

想定通りに行かないのが子供の成長ですよね。

 

それって

 

植物の成長に似ていると思います。

 

種をまく

 

水をやる

 

肥料をやる

 

そして、芽が出るのを待つ。

 

芽が出たからと言って、すぐに花が咲くわけではないですよね。

 

芽が出てからも、じわじわ成長していきます。

 

だから見た目は成長していないように感じます。

 

だけど、

 

成長していないように見えて

 

土の下では、根が下へ下へとぐんぐん伸びています。

 

しっかりと大地に立てるように、縦横無尽に根を張ります。

 

地表で観察すると成長していないように見えるが

 

土の下では土台づくりが着々と行われています。

 

 

算数の実力も全く同じです。

 

点数だけをみると、1か月たっても、2か月たっても変化がないようにみえます。

 

しかし、点数に表れないところで、変化は起きています。

 

 

 

難しい問題に出くわすと

 

すぐに諦めていた子が、粘り強く考えることができるようになったり、

 

 

宿題などの課題をイヤイヤ、しかも、ズルズルやっていたのが

 

文句を言わずにやれるようになったり、

 

 

落ち着きがなかった子が、1時間も2時間も集中して

 

椅子に座って勉強できるようになったり。

 

 

ちいさな、ちいさな変化ですが、

 

それが大切です。

 

 

親御さんは

 

このちょっとした変化を見逃さないでほしい。

 

ちょっとした変化をとらえて、上手に子供を褒めほしい。

 

褒められて子供は気分がよくなりますよね。

 

やる気に拍車がかかりますよね。

 

成長のサイクルが良い方向に回転していきます。

 

 

成長を長い目でみて、ちょっとの変化に気づく。

 

そして、成長を褒める。

 

 

結局、子どものやる気はそこから芽を出します。