手抜き工事では家が建ちません。
当たり前です。
たとえば、基礎工事の工程で手抜き工事をされたら
そのあと、どんなに立派な建物を建てようとしても
基礎がグラグラで傾いてしまいます。
たとえば、納期が迫っているからといって
釘やねじをを減らされたら
耐震強度が低下します。
高校の数学でも同じことが言えます。
教科書レベルの基礎力をおろそかにしたら
そのあと、青チャートに時間をかけたとしても
基礎がグラグラで、内容が定着しない。
たとえば、早く青チャートレベルの問題をやらなければと
焦って手を出してみても、問題をこなしているだけ。
身につく勉強には程遠いことをしている。
時間を溶かすだけで実力が付かない。
手抜き工事では家は建ちません。
手抜きの勉強では数学の実力は付きません。
教科書レベルをじっくり、ゆっくり、強固にかためることが
数学の実力を上げるための基礎、土台となります。