共通テストの数学は
特殊なテストです。
人によっては、あれは数学ではないという意見もあります。
確かに、従来のセンター試験と違って、数学の実力を発揮しづらいテストではあります。
しかし、そうはいっても、高校生はこの試験を解かなければなりません。
共通テストの愚痴を言っても点数は伸びませんよね。
共通テストで実力を発揮するために必要な能力は
焦らないこと
頭が真っ白にならないこと
つまり、冷静な頭で、淡々と解ける問題を解いていくことです。
普段のトレーニング方法としては
解ける問題を増やしていくことです。
時間を気にしすぎると、焦ってしまい、かえって解けなくなります。
英語や国語の問題でしたら、時間を短縮するトレーニングが有効ですが、
こと、数学に関しては、時短のトレーニングは逆効果になると思います。
読解のスピードを上げるには時短のトレーニングは有効です。
しかし、思考のスピードは時短のトレーニングでは上げることはできません。
思考のスピードを上げるには、
公式の流れを瞬時に思いつくこと。
解ける問題をストックしておくこと。
問題を解いた経験値を高めておくこと。
設問の流れから推測する能力を高めること。
これらが、思考のスピードを上げる要因になります。
共通テストの数学を攻略するコツは
ゆっくり急げ
です。
矛盾するようですが、
共通テストの数学は
焦ったら負けです。
なぜなら焦ったら、思考できません。
焦ったら、頭が真っ白になります。
頭がフリーズします。
だから、ゆっくり急げなのです。