算数が得意になるために必要な学習は
思考力を鍛える問題です。
最近、体験で来た小学生、
学校の算数はよくできている。
ただし、ちょっとした計算ミスが目立つ。
親御さんは計算ミスが気になる様子。
また、算数に対するモチベーションも気になる様子。
答案を見ながら面談で話してみると、
原因は学校の算数が簡単すぎて興味がわかない。
また、宿題で出る計算ドリルの繰り返しがつまらない。
このような生徒に大量の計算練習をさせることは危険です。
算数嫌いが、さらに加速します。
計算ミスのあら探しをするよりもむしろ、
中学受験等の発展問題で
ちょっとだけ
背伸びをさせた方が伸びますし、
算数に興味を持ってくれます。
ただ、気をつける点は
■ちょっとだけ難しい問題を用意すること。
■手が止まったらちょっとだけヒントを与えること。
この2つの条件を揃えてあげると、
子どもは集中して問題と格闘します。
パズルを解くように熱中します。
(親御さんもびっくりしていました。)
自分の頭を使って考える。
そして、自分の力で答えに辿り着く。
その体験が算数を好きになる要因だと思います。