エッセンシャル思考からの引用
左側の丸は
大事なものとそうでないものとの区別ができていない。
ゆえに、エネルギーが無数に分散する。
やるべきことがどんどん散漫になっていく。
努力をしているのに、成果が見えてこない。
右の丸は
今、自分は正しいことに力を注いでいるか?を絶えず問い続ける。
そうすることで
自分の時間とエネルギーを最も効果的に分配し、重要な仕事で最大限の成果を上げる。
トレードオフを直視し、やるべきことを正確に選び、それをスムーズにやりとげる。
数学の勉強もこれに似ている。
■教科書の問題を全部やらなきゃ
例題も、類題も、章末問題も
■傍用問題集も全部やらなきゃ
A問題も、B問題も、応用問題も
■さらには青チャートも全部やらなきゃ
例題も、練習も、
あれもこれも
全部やりたい。終わらせたい。
全部やらねばいけないという思考は
真面目な生徒が陥る罠です。
欲張るのではなく、
必要最小限な範囲を設定しよう。
なにから手を付けるか、悩むだけで時間を消費していませんか?
仮に、全部を1周、終わらせたとしても
やっつけ仕事では、頭に残るものはありませんよ。
また、挫折率も非常に高いですよ。
挫折すると徒労感しか残りませんよ。
自分の守備範囲を決めて、それ以外は切り捨てよう。
伸びる生徒は取捨選択ができています。
やるべきことを絞ることによって
気力、体力のエネルギーを集中投入しています。