小5で習う、単位量あたりの大きさは
算数が苦手になるか、どうかの
分かれ目の単元です。
単位量あたりで学ぶ事柄
□平均
□平均の利用
□こみぐあい
□人口密度
□単位量あたりの大きさの利用
□速さの表し方
□秒速と分速と時速の関係
□道のりの求め方
□時間の求め方
□速さの文章問題
□作業の速さ
など、重要単元が目白押しです。
これらの単元は
何を聞かれているのかを読み解く練習が必要です。
そして
立式をする際にも、内容を考えながら立式をすることが
どの単元よりも大切です。
それらのトレーニングをしなければ
テストの際に
わり算を使うことは覚えていても
「どちら÷どちら」で迷ってしまいます。
結果、適当にあてはめて、できたり、できなかったりを繰り返してしまう。
小5の算数で躓く原因にもなります。
厄介なのは、この単位量あたりの単元は
中学の数学、
特に差が付く文章問題で頻出です。
そして、単位量あたりの考え方を使う場面は
数学ばかりではありません。
社会の地理の問題でも理解が要求されている単元です。
北辰テスト
2020年第7回(12月)
選択肢の一部抜粋
正誤問題
ポルトガルとインドネシアの一人当たりの国内総生産を比べると、インドネシアの方が多い。
人口 (千人) |
国内総生産 (十億ドル) |
|
ポルトガル | 10330 | 195 |
インドネシア | 263991 | 1016 |
小5で学ぶ、単位量当たりの大きさ、そのものですよね。
この問題ができれば
偏差値70の壁を超えることができます。
社会の偏差値70の壁は算数の「単位量あたり」だったりします。
小学5年生の段階で、単位量あたりをマスターしておきたいですね。