中学受験、やる?やらない?
最近、中学受験をするべきかどうか
迷われて、ご相談にお見えになる方が増えて来ました。
現状を踏まえて、私の考えを書きます。
選択肢の一つとして、中学受験の世界を知っておくことが重要です。
知った上で、中学受験をするか、しないかを決めていただきたいと思います。
■ 第3次中学受験ブーム継続中
コロナ禍にも関わらず、全国で5万人以上の小学生が
中学受験に挑戦しました。
受験者数
栄東中 8,575人
開智中 3,263人
淑徳与野中 1,601人
大宮開成中 2,169人
■親世代(30年前)と現在では社会環境が変化している。
親世代の県北トップの高校は熊谷高校、熊谷女子高校
地域のトップが集う、活気のある学校でした。
しかし、今はどうでしょうか、
小学校での上位層は中学受験を経て、私立中学へ行ってしまいます。
つまり、地域トップの生徒は公立中学には入学しません。
さらに、学区制廃止により、中学のトップ層は、浦和高校
をはじめ、県南トップ高に集中するようになりました。
このような現状も認識しておいて欲しいと思います。
■中学受験が多様化している。
以前の中学受験の傾向は
膨大なインプットと迅速なアウトプットが要求されていました。
記憶力と事務処理能力を競う試験と言えば良いでしょうか。
もちろん、記憶力と事務処理能力も重要ですが、
それ以上に、思考力、表現力を問う入試問題へと変化しています。
さらに
今は、入試科目も多様化しています。
算数を極めるもよし、
得意な英語を磨くもよし。
□算数1科目入試実施校
栄東中
開智未来中
開智中
(2022年度より実施予定)
□英語(選択)入試実施校
大妻嵐山中
星野学園中
(総合選抜3教科)
東京成徳深谷中
小学校生活を犠牲にせずに、
伸び伸びと中学受験を向かえることも可能です。
親として大切なことは、
どのように子供を育てていくのかを考えることです。
そして、
アンテナを張って情報を手に入れることです。
数学徹底特訓とだか塾