どの問題を解けるようになれば、偏差値が上がるのか
これを知ることは大切です。
闇雲に努力をしても、その努力が空回りをしてしまいます。
ここでは、7月北辰テスト@Homeを分析してみます。
問題番号 | 偏差値70 | 偏差値65 | 偏差値60 |
1-11② | 48.9% | 27.7% | 20.6% |
2-4 | 74.4% | 41.9% | 16.6% |
4-1 | 81.4% | 60.0% | 43.1% |
4-2 | 48.9% | 11.6% | 2.9% |
1-11② (6点)
説明型の問題
共通テストのように、問題文の流れに乗って試行していく問題です。
時間をかけてもいいので焦らずに取り組みたい問題ですね。
2-4 (4点)
規則性の問題
教科書、ワークだけでは対応できない問題です。
規則性の問題に解き慣れている生徒は正答率が高いでしょう。
逆に、解き慣れていない生徒は途中で解くことを諦めたのではないでしょうか。
4-1 (7点)
三角形の合同の証明問題
証明問題の中では解きやすい問題になります。
おそらく、この問題を単独で解けば、
偏差値60台の生徒の多くが解けると思います。
しかし、いざテストになると解けない。
時間不足が原因です。
時間不足を解消するには、
時間を意識して解くトレーニングが有効です。
4-2 (5点)
角度の問題
合同な二等辺三角形を見極めたり、内角と外角の性質を使ったり、
頭をフル回転させてやっと解ける問題です。
試験時間も押し迫っている状況では正答率が低いことも頷けます。
本番ではこの問題を取れなかったとしても、
トレーニングとして何度も取り組むと実力が付きます。
□偏差値60の生徒が偏差値65に到達するためには
2-4と4-1
この2問を取れるようにトレーニングをすることが有効です。
□偏差値65の生徒が偏差値70に到達するためには
1-11②と4-2
この2問を取れるようにしたいですね。
北辰数学は戦略的に取り組めば、必ず偏差値は上がります。