高校生がテストの点数を元気な声で報告してくれました。
平均点よりも30点オーバーできたと笑顔での報告です。
大健闘ですね。こういう報告は本当にうれしい。
この生徒は、入塾前は、高校数学の点数が伸び悩んでいました。
学校のワークに取り組んでいるのに、思うように点数が取れないと
入塾時の相談がありました。
今回の期末テストで劇伸びしましたが、
以前と比べて何を変えたのかというと、
定着度を測る確認テスト導入して、徹底管理したことぐらいです。
特別なことをしたわけではありません。
驚くべきことではありませんよね。
しかし、
この定着度テストをやるか、やらないかで
高校数学の場合、点数に雲泥の差が生まれます。
ワークをやっているのに伸びない生徒は
「とりあえずワークを解いておくか」と解き始めます。
しかし、大半の高校生はワークを繰り返し解けません。
だから、解法も定着しません。
ワークを繰り返せない理由はこうです。
高校数学は中学の数学に比べて、内容が高度で、量も膨大です。
そのため、問題が解けるようになる前に、途中で試験日が来てしまいます。
解けない問題だらけの中途半端な状態で
テスト本番に臨んでしまえば、思ったようには得点が取れないですよね。
高校数学の勉強方法は、中学とは違います。
時間的にワークを2周、3周と回せません。
それを前提に、勉強の戦略を練るべきです。
定着度を測って、できていない問題をあぶり出し、
その問題をピンポイントで克服する戦略の方が合理的です。
この勉強スタイルを身に付ければ、高校数学の伸び悩みは解消しますよ。
逆に、中学の勉強スタイルに固執すると、数学が苦手になってしまいます。
高校数学の勉強スタイルにシフトチェンジして、
高校数学の伸び悩みを解消したいですね。