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数学の学力向上の方程式

数学の学力向上の方程式

学習量×学習意欲×蓄積量

1、学習量

数学は社会のような暗記科目と違って、技術的な科目です。

例題を理解、暗記しただけでは得点に結びつきません。

例題を使いこなせるように一定量のトレーニングが必要です。

だから、学習量の確保が成績を伸ばすための必要条件になります。


2、学習意欲

やる気、自主性と言い換えてもよいです。
内発的な動機が必要です。

例えば、休校期間中の数学の課題や
夏休みの課題などが良い例です。

期限ギリギリになって、やっつけ仕事のように、プリントや問題集をやっても、内容が身につくとは思いません。

心がこもっていない勉強は吸収率が極端に低いです。


3、蓄積量

突如として、やる気を出して勉強をしだしたとします。

その生徒がすぐに伸びるかというと、勉強の蓄積量に比例します。

例えば、方程式の単元なら、
その前の単元である、
文字式が理解し使いこなせていなければ、
方程式は解けません。

また、文字式を解くためには、
その前の単元の正負の数ができる必要があります。

数学は単元ごとの相互関連性が高いので、
前の単元に穴がある場合には、その穴を塞がないと、勉強の蓄積が貯まりません。


この3つはかけ算です。

どれかひとつが欠けても数学の成績は上がっていきません。

逆に言えば

3つが同時に揃ったら、数学の成績は飛躍的に伸びていきます。