公開模試の解き直しは大切です。
そして、解き直しのタイミングも重要です。
【解き直しの優先順位の決定】
解き直しは、模試を受けて解答を手に入れた直後が有効です。
頭の中に、模試の余韻が残っているからです。
試験終了後、解き直しの優先順位を決定しよう。
【優先順位】
1位、途中までわかった問題
2位、手が出なかった(発想が思いつかなかった)問題
◼️模試の直後の復習
最優先で解き直しをすべき問題は
1位の途中までわかった問題です。
これを得点できるようにトレーニングすべきです。
これを解けるようになれば、確実に点数が上がります。
足りなかった理解、発想を補えばよいだけです。
解き直しの時間はそれほどかかりません。
2位の手が出なかった問題は、志望校によっては
解けなくても(解かなくても)よい問題もあります。
復習すべきか、判断に迷う場合には、
正答率を見てから決めてることをおすすめします。
◼️1週間から10日後の解き直し
このタイミングで解き直しを行う意味は
定着率を確認するためです。
模試直後に入念に見直し、解き直しをしたかもしれません。
しかし、定着していなければ、勉強をした意味がありません。
解けなければ、勉強したとは言えません。
ここで解けていたら、その問題は攻略したと言っていい。
もし、正答できなかったとしてもめげる必要はない。
もう一度、解答・解説を熟読すればいい。
教えてくれる人がいれば、質問すればいい。
執念深く何度でも解き直しをしてほしい。
その問題を攻略することで、成績が伸びるのですから。
◼️1ヶ月後の解き直し
時間を測って全問解いてみよう。
その際、時間は50分の模試なら40分でやってみよう。
負荷をかけたスピード練習にもなります。
ここまで、模試をやり切れば、お金と時間をかけた模試が
最大限活用されたと言えます。